選考会の結果は・・・
昨日は、都道府県対抗剣道大会の選手選考会でした。
エントリーは五将の部で出ましたが、今年から出場資格が変わり24名もの選手が参加しました。
一回戦の相手は、確か昨年の富川杯でベスト8に残っていた選手です。これはまた手強い相手に当たったもんだと思い、緊張が高まりました。
幸い昨年と違うのは、一試合目ではなかった事です。試合順番を間違えずに準備することが出来ました。
ですが、大将の部、副将の部そして中堅の部と試合が進行していく中で、相手はどういう選手なのか確認しようとすると相手がなかなか探せません。
一体どういうことなのか不安になってきて、「どうか不戦勝でありましすように」とかすかな希望を抱きながら、試合を観戦していました。
そして五将の部へ入り試合が消化されていくなかで、トーナメント表を見てみると私の相手が赤い二重線で引かれているのが見えます。
形はどうであれ、「一勝は一勝だ」と心で叫びながら、久しぶりの一勝で喜びたい気持ちを抑え面を着けて準備をしていました。
普段は、一つ前の試合からストレッチをしながら試合に臨むのですが、自分は不戦勝だと思っていましたので、体も動かさずに余裕の態度で試合を観ていました。
すると、視線を変えた向こう側に何やら面を着けて次の出番を待っているかのように立っている選手がいます。タレネームを確認すると見た事のある名前・・・
「えっ」と思ってトーナメント表をもう一度見て驚きました。なんと対戦相手の名前に二重線で消された上に二重線を取り消す線が入っているではありませんか!!
これには全く気づきませんでした。おそらく開会式には間に合わなかったものの、試合進行の遅れのお陰で何とか間に合ったのでしょう。何と強運の持ち主なんでしょう。
早速、ストレッチ開始です。一気に緊張が高まってきました。結局、試合前のドタバタ劇はいつもやってきます。
そして、いよいよ試合。相手は私よりも少し大きめの選手です。次の試合を考えずに日頃の稽古の成果を出し切ろうと思いました。
一本目、相手を誘うため自分の間合いまで攻めて一瞬溜める。相手が出てきたところを抑え小手一本。
体が動いていました。一本を先取してとても気が楽になり二本目も同様に小手をとり、二回戦に進むことが出来ました。
二回戦の相手は、県民大会で我が郡のメンバーでもある若くて強い刑務官の選手です。
彼とは、私が剣道を再開したばかりの頃社会人大会で対戦したことがあり、伸びのあるきれいな面を取られたことがありました。
それ以来ずっと心待ちにしていた対決です。ここ最近は一緒に稽古をする機会はありませんが、面もすごいですが起こりの見えない出小手は脅威です。
試合中何度かその出小手を食らいましたが、私がそのまま構えていたのが崩れていないと判断されたのか分かりませんが、旗は上がらず冷や汗を何度もかきました。
結果は、不用意に飛び込んだ面にタイミングよく合わされ、押さえ小手を先取されてそのまま時間切れ一本負けとなりました。
敗れましたが、間合いの攻防、駆け引きなど稽古の成果を発揮できた満足のいく試合でした。
連続技の少なさと中途半端な間合いでの反応など、課題は残りましたがいつも帰って「ああすれば良かった」という様な後悔ではなく、「今後どうすればもっとよくなるだろう」という前向きな気持ちになれたのがとても良かったです。
結果がついてくると一つ前進した気持ちになれます。
一つのきっかけがやる気にさせてくれます。
試合前の稽古中、試合後、評価してくださった先輩の一言がずっと頭に残っています。
これをきっかけに、理想の剣道にぐぐっと近づけるような感じがしました。
完成型となる日は近いです。
ガンバリマス。
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